BUSINESS

事業案内

港湾土木工事

海の安全と環境を護り、海岸・港湾の機能を最適化します。

港湾・護岸・魚礁・浚渫。恵の海の安全と環境を護る「海」の土木工事。
先達から受け継いだ「現在」を未来に繋ぐ想いをカタチに。

Technology

松陽建設の技術力

海に囲まれた日本。快適な生活基盤の創出のためにできること。

私たち松陽建設は、海と人の暮らしの関わりを整え、より良く暮らす「まちづくり」「くらしづくり」のメッセージを掲げて社業に勤しみ、永い時間をかけて錬成された知恵と技術によって海を治め、海岸・港湾の機能を最適化。かけがえのない恵の海に真摯に直向きに取り組み、世の中の役に立つものを作り続けていきたいと考えています。

海の安全と環境を護る「港湾土木工事」は、漁港やヨットハーバー、プレジャーボート係留用の浮き桟橋などの港湾設備を整え「より安全に」「より使いやすく」するための工事を始め、海岸の護岸や水制を目的としたテトラポッドなどの消波ブロックや、環境保護や水産資源の確保のための魚礁の設置、港湾・河川・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去る浚渫工事など、そのどれもが、海に囲まれた日本の暮らしと密接に繋がっています。

自然を相手に展開する現場で発生する様々なニーズを満たし、的確な技術の提供と状況の解決を図るため、作業用船舶には積極的に自社船を投入。

水底土砂をつかみ揚げて港の推進を確保する「グラブ浚渫船」、テトラポッドを設置する「起重機船」、狭い河川の浚渫を可能にする「バックホウ浚渫船」など、機動力豊かな「自社船」の機能と、それを存分に活かしきることの出来る、経験とノウハウを蓄積した技術者たちによる迅速・的確な工事で、常に高い水準の安全を確保、高効率・短納期を実現することによって優れたコスト&パフォーマンスを発揮。「発注する人」「造る人」「暮らす人」、すべての人に喜んでいただける快適な生活基盤の創出を目指しています。

そうして、昨日までの研鑽と努力の上に「現在」があるように、日々の活躍によって訪れる、より良い明日とその向こうの未来に想いを馳せて_。
先の先を見通す力、状況を読み解く力を鍛え、人間性を重んじ「段取りよく」「効率よく」を合言葉に、恵の海の安全と環境を護る「海」の土木工事に邁進してまいります。

港湾工事

port construction work

港と、海と、海の中_。
知恵と技術で向かう恵の海。

運輸・流通、旅客。太古の昔に人が船という手段を発明してから、知恵と技術を注いで自然の地理条件や地質、生態系を考慮して修築されてきた港湾。高波などの自然災害による破壊、海に発生する様々な流れによって生じる土砂の移動(漂砂)による埋没に耐えうる防波堤、防潮堤の構築。護岸や魚礁の工事を通じて、海に取り組み未来に繋ぐ日々を編み進みます。

港と、海と、海の中_。知恵と技術で向かう恵の海。

生活を豊かにする海。凪いだ優しい姿もあれば、嵐に荒れ狂う脅威ともなる海。海はその姿を様々に変化させながら、この惑星を満たしぐるぐると回りながら未来へと向かう偉大な存在であり、強大で荘厳な大自然そのものです。 そうして、知恵を手にした私たち人間が船や港を発明し、海を拓きたどり着いた現在に於いても、その恵みと脅威は失われることなくそこにあり、海は私たちの生活に密接に関わり続けています。

安心・安全で快適な生活基盤の整備を目的に行なわれる工事には様々なケースがあり、例を挙げると、港の安全を確保し、高潮時の陸上への波による浸水を防止するために防波堤を設置した二見防波堤や経年劣化で腐食、老朽化した護岸に新しい矢板を全面に打ち付けて護岸を補強した高砂護岸工事など、案件それぞれに創意工夫と柔軟で臨機応変な対応が必要となります。また、東日本大震災に於いては、神戸に所在する建設事業者様の依頼にて、早期復興を目的として、地震や津波によって崩れた岸壁の補修工事にあたりました。 私たち松陽建設は、100年、1000年先の美しい海の姿や、そこに暮らす人々への変わることのない恵みを願うと共に、「海への想い」を込め、それぞれの作業を進行することを徹として、港湾の整備事業に努めてまいります。

船とクレーンとGPS。
経験の蓄積が生む究極のオペレーション。

潮流を変化させてプランクトンの発生を促したり、生態系の保護を目的に、潮流の速い場所に「30t/12m角」「13t/3.25m角」などの構造物を水中の目標位置に、誤差+-50㎝以内に落として設置する人工魚礁。複雑な海底の地形を計測して、求められる規定形状に向かって速く正確に作業することが求められる浚渫工事。松陽建設では陸上の土木工事と異なり、位置関係を確定する目標物などが少なく、また海面の位置も変化する海上の工事に、経験の蓄積と、自社船保有の強みを生かした絶妙のクレーン技術に、GPSテクノロジーをベストマッチした高い対応能力を発揮。より精度の高いオペレーションを可能にしています。

機動力と技術・ノウハウの強力タッグ。
港湾管理から工事まで窓口一つでOK!

機動力豊かな「自社船」の機能と、それらを操る技術・ノウハウを継承した人材育成に励み、人材の層を厚くすることでいろいろな種類の工事に素早く対応。お客様の要望を迅速・正確に捉え解決します。また、港湾管理から工事まで、窓口ひとつでの対応もOK。より廉価にアクティブな展開を実現します。

浚渫工事

dredging work

海へと注ぐ河川_。
港湾の安全と機能を万全に。

日本列島の津々浦々にある河川。それは急峻な山地から海へと注ぐ生命の水を運び、平野を築き作物を実らせ都市を育みます。 浚渫工事は河川からの流下・たい積する土砂にて港内の水深が浅くなるのを防ぎ、河川の流量や船舶の航路を確保。そして川砂や土砂は、コンクリート工事や埋め立て用途のリユース、リサイクルで新しい街づくりでも活躍します。

海へと注ぐ河川_。
港湾の安全と機能を万全に。

自然の地理条件や地質、生態系を考慮して修築される港湾。新しく開かれた港湾も、その機能が発揮され、安心・安全が確保されるためには、定期的に手を入れて修繕を図るメンテナンスが必要となります。

河川からの流下・たい積する土砂にて港内の水深が浅くなるのを防ぎ、河川の流量や船舶の航路を確保する浚渫工事は、水底の土砂を掘削して除去する「浚渫機」を装備した「浚渫船」によって行なわれ、浚渫機の方式には「つかみあげ式」「すくいあげ式」「くみあげ式」「すいあげ式」や火薬を用いるなど様々なものがあり、用途・状況に合わせて最も適した方式により作業が進められます。

松陽建設では、水底土砂をつかみ揚げて港の推進を確保する「グラブ浚渫船」、狭い河川の浚渫を可能にする「バックホウ浚渫船」など、機動力豊かな「自社船」と、蓄積した経験とノウハウにより、高い品質と短納期を実現することによって優れたコスト&パフォーマンスを発揮。修築から年月が経って浅くなってしまった港を卓越した操船技術とクレーン操作、GPSテクノロジーで、規定の深度・形状に向かって速く正確に海底地形を整え、港湾の安全と機能を万全な状態へと復旧します。

WORKS

工事実例集

第八松陽号(浚渫船兼全旋回式起重機船)

第五松陽号
長 さ 56.00m
17.00m
深さ 3.50m
軽荷喫水 1.40m
総トン数 1176トン
最大定格荷重 150トン
ホールド容積 616㎥(26m x 15.8m 1.5m)

【附属船】

第十松陽丸(曳船兼押船兼作業船)

航行区域 沿海区域
長 さ 13.50m
6.00m
深 さ 1.94m
総トン数 19.00トン
主 機 1150ps x 2基

第二松陽丸(交通船兼作業船)

航行区域 沿海区域
長 さ 9.50m
3.40m
深 さ 1.16m
総トン数 4..90トン
主 機 320ps x 1基